展示

芸術表現

- パルスと音高

- Sparta Piano

- プロジェクションマッピング

ライブ実験(@YouTube Live)

20日 13:30-14:00

21日 14:30-15:00

どんどんと空が暗くなり,雨が降り始めました.
メイプちゃんは急いで近くにあった古びた洋館に駆け込みました.
洋館内には不思議な音楽が鳴り響いていて,とても不気味です.
外の雨の音も,最初は「ぽつん,ぽつん」と言う音だったのですが,それが段々とテンポが速くなり,ついには,機械音のような高音へと変化していきました.

パルスと音高

音を配置した作品です.あなたの音楽体験に深みを.

とある部屋に入ると,そこにはピアノが一台置いてありました.
すると,ピアノがメイプちゃんに話しかけてきたのです.
「ねえねえ,あなた.ピアノを弾くのは上手かしら?」
メイプちゃんはピアノを弾いたことがありませんでした.
せっかくなら私を弾いてみない?
外は雨だし,少しくらいならいいかなと思いピアノを弾こうとしました.
しかし,音が出ません.
「ダメねえ.あなた,素人でしょ?私は,上手に弾ける人にしか音を出さないのよ.」
なんて意地悪なピアノだろうとメイプちゃんは思いました.
「いいわ.私が特訓してあげる.いい,言う通りに弾くのよ.」

Sparta Piano

ピアノを演奏するときの筋電を計測して,演奏しているときのあなたの腕の状態に応じて音出力が変化します.同じ曲を弾いていても,人によって結果が異なったり,同じ人でも昨日と今日とでは反応が違うかもしれません.普段演奏しながら主観的には気づきにくい身体の情報を拾うためのピアノです.

それから数時間ほどメイプちゃんは特訓を受けると,次第にピアノの音が出るようになりました.
「あら,上手になったじゃない?じゃあ私が何も言うことはないわね.」
そう言い残すと,ピアノは全く喋らなくなってしまいました.

窓の外を見ると明かりが差していました.どうやら雨が止んだようです.
部屋から出ようとして,メイプちゃんは気になるものを見つけました.
「あら?あれはなにかしら?」
そこには本らしきものがありました.
しかしながら,その本らしきものはただの板で,ページをめくることなんてできません.
「なあんだ.めくれない本なんて本とは呼べないわ.」
がっかりしたメイプちゃんがおもむろに手をふると
なんとページをめくることができました.

プロジェクションマッピング

立てかけたノートの前に立ち,ページをめくる動作をすると,本物の絵本のように映像が変化します.実際のノートを用いながら,そこに現れる絵は動いたり光ったり,実際の絵本ではありえない動きをします.

ページをめくり続けていると応物の世界の地図が出てきました.
「やった.これを見ながら探検すれば出口が見つかるかも!」
地図の写真を撮ってメイプちゃんは館を後にしました.

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